【スタイル紹介】ボブというもの
髪型というのには色んなスタイルがあります。
長さで考えるとロング、ミディアム、ショート、ベリーショート、、
スタイルで考えるとワンレングス、グラデーション、レイヤー、、
すべてはこの組み合わせでベースを考えていきます。
ただ、この組み合わせ方はスタイリストでそれぞれです。
また感覚もそれぞれです。
どこからがミディアムなのか、ショートなのか?
グラデーションとレイヤーを組み合わせたり、ワンレングスとグラデーションを組み合わせたり、後ろからレイヤーで顔周りになるにつれてグラデーションにしたり、、
前下がり、平行、前上がり、
前髪のあり、なし、
なりたいイメージと骨格と髪質によっていろいろ変えていきます。
とまぁよく分からない難しい話はこれくらいにして、今回はよく聞く【ボブ】
というものについて書いていきたいと思います。
ボブというのはよく長さの基準で書かれることが多いですが、簡単に言えばスタイルの方に属されるのではないかと思ってます。
でも、それくらいボブというものの知名度や認知度が高いのだと思います。
じゃあ、ボブっていったい何?
僕が思うのは肩より上の重ためのスタイルのことです。
ボブでも短いのはショートボブなんて呼ばれたりもします。
肩より下にいくと重ためのミディアムといった感じでしょうか?
また、重ためでもどれくらい重ためなのかでも雰囲気が変わってきます。
一言でボブといってもいろんなバリエーションがあります。
その中からいくつかのボブを紹介したいと思います。
まずは、ここ最近人気でよく聞くボブ
切りっぱなしボブ
簡単に言えばワンレングス(段差がまったくない)です。
一番重たいスタイルです。
重たいが故にしっかり量と質感を調整してます。
そのためスタイルは重ためでもしっかり抜け感が出ます。
これを外ハネに巻いたりするのが多いですね。
かわいいです。
続いては、
ラインは並行で少し段を付けてみました。
そうすることで少しふんわり感が出ましたね。
ちょっとボリューム感が欲しいけど、重ためにしたいなんて方におススメです。
今度は少し趣向を変えて、
重ための前下がりボブです。
これが襟足ギリギリでカットしてそこからラインを強調するように前下がりにカットしてます。
利点としては、顔周りの長さを残せることで短くなりすぎたという印象が出なくなります。
ただ、割と顔周りに長さが残ってしまうので、短めが良いけど前下がりにしたいという方には難しいかもしれません。
じゃあ、そういう方はどうするか、
こんな感じです。
短めになることで襟足の部分は出てきてしまいますが、ラインは前下がりになって顔周りも短めになってます。
バックのボリューム感が欲しい方におススメです。
前下がりのスタイルは大人っぽく見せたい方には良いかと思います。
続いては、
ほんの少しですが、前上がりボブです。
この写真は少ししか前上がりになってないの分かりにくいですが、もっとはっきり前上がりにするとマッシュボブなんて呼ばれたりもしますね。
利点としては顔周りの長さをしっかり切り込めるので前下がりとは逆にかなり短くなった印象を持てます。
これも一種のマッシュボブベースです。
もちろんもっと極端にマッシュボブにすることもあります。
写真はないですが、、。
これは場合によっては個性的、かわいい感じの印象になりますね。
でも、写真のようにカッコよい雰囲気も出せます。
最後は、
ショートボブです。
かなり軽さを出してるので顔周りの長さを短くできます。
後ろもしっかり短くしたいし、顔周りも短くしたい、でも、ショートっぽいふんわり感は出したくないなんて方には良いと思います。
とまぁ、何種類かのボブをご紹介しましたが、あくまで個人の見解ですし、もっともっと細かいこだわりとバリエーションはあります。
また、骨格や髪質で合わないものやご要求に添えない場合もございます。
でも、そんな時はしっかりどこが無理で近いスタイルはこんな感じというものをお話させていただき、なるべくなりたいイメージに近づけていくように努めます。
なので、なりたいイメージがある場合は教えていただき、一緒に作っていけたらと思ってます。
写真でもざっくりとしたイメージでも大丈夫です
もちろんなりたいイメージがなくても一緒に考えさせていただきます。
また、前髪もあってもなくてもどのスタイルもOKです。
前髪ありならかわいい感じ、フェミニンな感じとかにしやすいですし、
前髪なしなら大人っぽい感じ、かっこいい感じにしやすいです。
また、しっかり巻いたり、軽く巻いたり、ストレートにしたりでも印象は変わってきます。
その様々なスタイルが持つイメージを組み合わせて、一人一人のベスト見つけていきたいと思ってます。
ボブだけでこんなに長くなってしまいましたww
もし良かったらボブに関してご参考まで見ていただけたらと思います。
長々とありがとうございました。
小林 俊之
2019年 11月 15日 | centro by zect ブログ